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長沢芦雪展、愛知県美術館に行ってきました。芦雪の犬が可愛いね。

      2017/11/01

長沢芦雪展~京のエンターテイナーROSETSU~が、愛知県美術館で開催されています。
平日のお休みを利用して、ぶらっと出かけてきました。
長沢芦雪展 愛知県美術館

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長沢芦雪とは

ながさわ・ろせつ 1754~99年
出自は諸説あるが、丹波国篠山で生まれ、父は篠山藩主青山下野守(しもつけのかみ)の家臣だという記録がある。人気の絵師だった円山応挙に弟子入り。若くして師の技術を完璧に身につけ、29歳で京の文化人名録「平安人物誌」の画家の部に名を連ねる。次第に独創性を発揮。生き生きとして、どこかユーモラスな動物の絵など、傑作を数々残した。代表作は「虎図襖」「龍図襖」。師の絵を届けるために赴いた南紀で滞在して制作した作品とされる。伊藤若冲や曽我蕭白ら、ブームの続く「奇想の画家」に連なる絵師として、あらためて脚光を浴びている。
中日新聞より

「奇想の画家」としては、伊藤若冲のほうが有名ですが、長沢芦雪も今後人気が出てきそうですね。

芦雪と魚の落款

冬の朝、川の氷の中に魚が閉じ込められていたが、午後には氷がとけて魚が自由に泳いでいたという話を師である応挙に話したところ、絵を描くということもはじめは苦しいが、次第に自由に書けるようになると言われたそう。
それから芦雪は、氷の中の魚を見立てた落款を使うようになったそうです。
晩年の落款は、氷の一部が欠けているのは、氷がとけて自由に描けるようになっていることを表しているそうです。

無量寺の「虎図」「龍図」

今回の展示では、「虎図」「龍図」をはじめとする三室分の襖絵を、可能な限りオリジナルに近い状態で再現しています。
愛知県美術館では、畳を敷き、柱を建て、鴨居を設え、そこにオリジナルの襖絵を再現展示している。
(無量寺では、保存上の理由からオリジナルは収蔵庫に収められていて、高精細画像の複製が飾らている。)

無量寺には行ったことが無いけど、「虎図」の裏の「薔薇に鶏・猫図」、「龍図」の裏の「唐子遊図」も含めて見ることができてとても良かったです。
気持ちがリラックスできる空間でした。

かわいい子犬の絵

かわいい子犬の絵で最初に人気を得たのは師の応挙のほう。応挙の子犬のほうが丸くコロコロしています。

芦雪の子犬の絵の中に背中を見せている子犬がいますが、これは黒い犬で「黙」を表現しているそうです。
また、竹と犬で「笑」ということで、一笑図と呼ばれているそうです。

白象黒牛図屏風

白い象と黒い牛が向き合って描かれています。すごいスケールです。
白い象の背中にはカラスが、黒い牛のお腹には白い犬が描かれていて仲が良さそうです。

芦雪は虎や象をどこで見て描いたんだろうか?

芦雪は子どもを幼いころに亡くしてします。そういうところから、唐子や動物への愛情が出ているのかもしれないな。

方寸五百羅漢図

展示の最後にある「方寸五百羅漢図」。
今までとはうって変わって、約三センチ四方の中に五百人の羅漢を描いているというもの。
実物ではほとんどわからないけど、拡大図をみると龍や虎、象などがいることもわかります。

長沢芦雪展のグッズ

定番の絵はがきを6枚購入しました。
長沢芦雪展 グッズ 絵はがき
その他、A4クリアファイル、一筆箋、ポスターカレンダー、扇子など「虎図」「龍図」のものが多いですね。
変わったところでは、養生テープがありました。簡単に手でちぎれるので使いやすいかも?

さいごに

「虎図」とか伊藤若冲のものだと思っていたので、今回、長沢芦雪のことを知ることができてとても良かったです。
襖や屏風に描かれたものも多いので、そのスケールにも圧倒されました。

長沢芦雪展は、11月19日(日)までです。

このあと愛知県美術館は、施設改修のため約1年半のお休みに入るそうです。

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