名古屋ボストン美術館で浮世絵「俺たちの国芳 わたしの国貞」を鑑賞!
先日、名古屋ボストン美術館で開催されている「ボストン美術館所蔵 俺たちの国芳 わたしの国貞」を鑑賞してきました!
今回はアーティストデートなので、おひとりさま行動です。
目次
「俺たちの国芳 わたしの国貞」について
今回の展示は、ボストン美術館所蔵の14,000枚を超える国芳、国貞の浮世絵から、厳選した170件が展示されているそうです。
そして、浮世絵初心者のボクでも興味が持てるような展示内容でした。
(国芳?国貞? 北斎と写楽は聞いたことがあるぞレベルです)
最近、国芳の「東都三ツ股の図(とうとみつまたのず)」でスカイツリーらしきものが描かれていると話題になりましたよね。(ウチの子供に教えてもらったんだけどねw)
まずは、ポスターにもなっている国芳の「国芳もやう正札附現金男 野晒悟助」
この時代に、髑髏(スカル)の模様を入れますかぁー?って感じですよね。
そしてその髑髏(スカル)の模様は、猫が寄り添って重なり合って出来ているという、だまし絵のような感じです。
「国芳もやう(模様)」というのは、今でも通用するデザインですね。
今回の展示では、国芳と国貞の作品を同じテーマで比較展示しているそうなんです。
そしてそのテーマに現代的なルビがふってあるので、とっつきやすいですね。
「今様江戸女子姿(エドガールズ・コレクション)」という感じです。
面白いですよね。
鑑賞のほうは、まあまあ混んでいたけど、ひと作品づつ、じっくり見ることができました。
途中で、「そういえば浮世絵って木版画だったよね」と改めて思ってしまいました。
制作工程をみると絵師以外の彫師、摺師の技術もスゴイなぁ~と感動しました。
展示を見るのにかかった時間は、5階のレクチャールームで20分ほどの解説ビデオを見た時間も含めて、2時間弱ほどかかりました。
かなり濃い時間を過ごせたと思います。
そして、「国芳」のことが好きになってしまった!
「俺たちの国芳 わたしの国貞」のグッズ
クリアファイルや手ぬぐい、はんこ、付箋などいろいろありましたが、図録とポストカードを購入しました。
図録を眺めながら余韻に浸ろうと思います。
図録を購入した際に、ポスターもいただけました。
本当は、展示会限定の根付のガチャガチャをやりたかったんだけど、マグネットのものしかありませんでした(T_T)
名古屋ボストン美術館について
HP http://www.nagoya-boston.or.jp/
〒460-0023
愛知県名古屋市中区金山町一丁目1番1号
Tel:052-684-0101
開館時間:10:00~19:00(火~金曜日)、10:00~17:00(土・日・祝休日)
「俺たちの国芳 わたしの国貞」は、12月11日(日)までの開催です。
興味がある方は、ぜひ。